石段を登りきるとすぐに目に飛び込んでくる、鮮やかな朱色の社殿。その美しさに荒い呼吸も静まりそう。古くは丹と呼ばれた朱色は水銀から生まれ、防腐剤の役目を果たすだけでなく、魔よけの意味を持つ。御祭神は市杵島姫命(イチキシマヒメノミコト)と素戔嗚命(スサノオノミコト)。
〒883-1601 宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良字上椎葉googlemap
部屋が横に長く並んだ形式は、平安時代の建築様式である寝殿造りが起源と言われる。平地の少ない椎葉ではよく見かける形で、傾斜地を上手く利用できる。たっぷり日差しが降り注ぐ長い縁側に腰かけていると、ふと大八郎と鶴富姫が仲睦まじく寄り添う姿を想像してしまう。
〒883-1601 宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良字上椎葉
googlemap0982-67-3139(椎葉村観光協会)
9:00〜17:00
年末年始(12月28日~1月3日)
料金 大人 200円、小人 100円
椎葉村で綿々と受け継がれてきた儀礼や慣習、芸能などの文化について、十二分に知ることができる。神楽の舞台の展示物では装飾のユニークさに感心したり、アジア各地に伝わる太鼓踊りと椎葉の臼太鼓踊りを比較して類似性に驚いたり、椎葉の文化の奥深さにため息が。
〒883-1601 宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良1822番地4
googlemap9:00〜17:00(入館受付は16:30まで)
毎週月曜日(月曜日が国民の祝日の場合はその翌日が休館日)、年末年始(12/28~1/3)
入館料 大人 300円、高校生 200円、小・中学生 150円